発電に深く関わる設計開発で、間接的に公共社会に貢献するシステムを
現在は重工メーカー子会社のシステム開発部門に常駐し、エネルギーを使った発電システム全般の設計開発および検証に携わっています。開発するものはデスクトップアプリケーションやWebアプリケーションなどさまざまで、科学分野の知識を要するものもあれば、社内文書を活用するための全文検索システムなど、一般的なプログラミング技術を用いるものも。使用するプログラミング言語はC/C++、C#、Fortran、VB、Java、Pythonなど多岐にわたり、目的に応じて使い分けています。
この仕事の面白さは、オーダーメイドの製品開発の上流工程から入り、イチから設計できることです。例えばシステムを利用する顧客と直接やりとりしながら、「Excelを使って人力で管理している業務をいかに効率化するか」など、漠然とした要望から機能を詰めることも。できあがったものに対して、ダイレクトに反応が返ってくるところに心地よいプレッシャーを感じています。
自動化が難しいシステムの試作版を完成させ、顧客から高い評価を獲得!
これまでで一番印象に残っている仕事は、今の現場に配属早々に話をいただいたシステム案件です。このシステムは以前から
「ムダが多い業務コミュニケーションの自動化を図りたい」という要望があったものの、内容があまりにも複雑かつ専門的であることから、
実現が難しいと言われていたシステムの一つでした。
私はシステムを使う科学分野の専門家の助言を得ながらシステムを設計し、試作版を作成して顧客に提示しました。
期待半分の中で作成したこのシステムは、「今まで見たことがないほど上出来なもの」と評価され、
「今後も太田さんに引き続きシステムを改良していってほしい」という言葉をいただきました。
顧客の概算では、これまで8000時間を費やしていた作業を1000時間にまで短縮し、9割近い大幅なコスト削減を実現できるとのこと。
この案件をきっかけに顧客からの期待が高まり、いろいろな案件の相談が来るようになりました。
自らの意志でシステム開発現場を選び、理想のエンジニア像を目指せる
もともとシステムに興味があった私は、大学でもコンピュータ科学科を専攻し、JavaやC#などのプログラミングを学びました。就職活動の際にも、システム開発がやれる会社に軸を絞っていました。
数ある会社の中で当社に興味を持ったポイントは、現場を自由に選べることです。自社商品・サービスを持っている会社に入ってしまうと、エンジニアも当然のことながら関与できる領域が限定されてしまいます。その点、当社であれば多種多様な業界の現場で知見を広げられますし、いろいろな現場で活躍している仲間から刺激を受けることができます。仕事を自由に選べる方が、自分が理想とするキャリアを構築していけると思いました。
何事も受け身にならず、自ら行動を起こしてキャリアを切りひらきたい
今後のキャリアの幅を広げるためには、設計・開発といった技術的な部分のみならず、経営や人材、プロジェクト管理といった分野の
勉強も必要だと思っています。なぜなら、こうした知見があれば、全体視野に立ってより良いものをつくることができるからです。
今後も自分の課題と真正面から向き合い、自分から行動を起こして目標を実現していこうと思います。
太田 幹からの応援メッセージ
就活・転職活動中の方へ
仮にシステムエンジニアを目指すならば、人から言われた通りにコードを起こすプログラマーのままでいると、やがてキャリアが頭打ちになってしまいます。その点、当社のシステム開発現場では、自分で考えたものを顧客に提案し、主体的にものづくりができる環境があります。私も顧客からいただいた「こんなことはできないか?」という相談を形にしながら、システムエンジニアとしての信頼を積み重ねてきました。
皆さんもぜひ、「自分はどんなエンジニアを目指したいのか?」を真剣に考え、その目標に近づける会社と出会ってください。
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