自動車の通信を行うシステムの設計・開発
私は、大手通信キャリア向けの自動車通信システムのプロジェクトに携わっています。自動車の台数やデータの通信料などを可視化し、調査などに利用するためのシステムです。AWS(Amazon Web Services)という、皆さんご存じのAmazon社のクラウドサービスの機能を利用して設計・開発を行っています。お客さまである大手通信キャリアの要件定義をもとに、基本設計から詳細設計・コーディング、そしてテストまで一貫して担当。上流からほぼすべてのプロセスに携われるため、ものづくりの楽しさを実感できますし、多くの知識・技術の習得にもつながっていると思います。
配属されて以降、だんだん機能の改修・追加の内容も難易度が高くなっている気もします(笑)。現在、私が担当している機能も複雑&さまざまな処理が必要。それらを一つひとつチェックするのは大変ではありますが、その分やりがいも大きいですね。
自作のツールで業務効率アップとチームに貢献
手がけた機能がスムーズに動いたときにも達成感が生まれますが、業務のなかで「こんなツールがあったら、良いかも」と
アイデア・工夫をカタチにしてうまくいった成功体験も自分にとっては自信になっています。
配属された当時、お客さまにご確認いただくための画面の構築には2~3日かかっていました。「資材」と言われるファイルの作成が手動だったからです。
これをもっと短縮できないかと考え、学校でやってきたプログラミングを活かしたり必要な技術を調べながらツール作成に挑戦。
担当業務の合間に少しずつ進めたところ1~2週間でできました。さっそく使ってみると、なんと半日~1日で画面の構築ができるようになったのです。
私自身もうれしい驚きでしたし、プロジェクトリーダーも「すごく役に立つ!」と喜んでくれました。自分のつくったものに対し、
こうした声を聞けて「つくって良かった!」と心から思えましたね。ツール化することで、自分以外のエンジニアも資材作成が簡単にできるようになり、
チーム貢献につながり、とてもうれしかったです。
会社説明会でのフレンドリーな雰囲気
私は就職活動では3~4社ほどしかエントリーしておらず、あまり多くの企業と比較することはできませんが、当社を選んだいちばんの理由は雰囲気ですね。「この分野でやりたい」「こんなシステムの開発がしたい」という明確な希望は持っていなかったので、事業で選ぶというよりも自分に合っている会社かどうかを気にしていました。そのなかで当社の先輩社員の方々はとてもフレンドリーに話をしてくれて、親しみやすさを感じたのをよく覚えています。堅苦しさがないからでしょうか、他社ではすごく緊張していた自分が、自然と自分らしく話ができていました。私の話もしっかり聞いてくれましたし、「ここなら自分らしくがんばれそうだ」と思えたのです。入社・配属後もその雰囲気は同じです。まだ1つの現場しか経験していませんが、チームの仲間とはコミュニケーションも多く、ときにはゲームなどの雑談もしながら楽しく働いています。そんなに得意とは言えなかったコミュニケーション力もそのおかげでちょっとずつ成長できている気がします!
廣田 翔平からの応援メッセージ
就職活動中の方へ
就職活動では悩んだり、不安になることもあると思います。私自身も「面接ではうまく答えられなかったかも…」と落ち込むこともありました。でも、そんなときには家族や友人に話してネガティブな面を払しょく。相談することで課題解決のヒントが見つかることもありますし、何よりポジティブになれます。そして、話すことで自分に自信を取り戻せることだってありますからね。
また私が就職活動で意識したのは、面接で相手の目を見て話すこと。当たり前ではありますが、不安だったり緊張したりすると、当たり前のことも意外とむずかしいものです。そんな就職活動でしたが、得たものもあります。大学のキャリアセンターで教わったエントリーシートやドキュメントの書き方は、社会人になってからも活かせており、役立っています。
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